作者: 吉川忠夫 [解除]
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件数: 2 シリーズ

竹林の七賢

竹林の七賢

著者: 吉川忠夫
カテゴリ: 学術・語学
レーベル: 講談社学術文庫
パブリッシャー: 講談社
発売日: 2024/06/12
ページ数: 不明
あらすじ
◆◇自由に生きるって、こういうことなんだぜ!◇◆儒教の権威が失墜し、政治社会が揺れ動くアナーキーな魏晋時代、自由闊達な思想が炸裂した!詩を詠み、議論を戦わせ、楽器をかき鳴らし、そして心ゆくまで痛飲し、葛藤を抱えながら己の思想を貫こうとした彼ら。権力に睨まれ刑死した者あり、敢えて世俗にまみれた者あり、いずれも激烈に生きたその群像を、シャープな筆致で簡明に描ききる!中国史、中国思想に興味のあるものならば、「竹林の七賢」と彼らがおこなった「清談」というものについて、強い印象がのこっているだろう。しかしながら、彼らがどのような背景をもつ思想家で、どのような知的交流をしたのか、具体的なことを知っているだろうか?政治・社会が流動し価値観が変わりゆく時代にあって、それぞれの切実さをもって己の思想を生きた彼らは、いずれも「世俗を離れた、純粋な知的探求者」という一面的な見方ではとうてい捉えきれない思想家たちであった―彼らの人間くさい生き様と、為した仕事のエッセンスを知る、とてもコンパクトで、楽しい一冊。【本書「はしがき」より】七人の人物が「竹林の七賢」という一つのグループにまとめられはしたものの、そのなかにはさまざまのタイプの人間が含まれていて実に個性豊かである。それだけではなく、一人の人間についても、その性向と行動とが一見すると矛盾するかのように思われる場合すらないではない。その点においてもまた、儒教が唯一絶対の価値の源泉であった漢代とは異なって、価値が多様化した魏晋の時代の一つの指標をみとめることができるのだが、「竹林の七賢」の面々は、ある場合には文学作品や哲学論文によって、ある場合にはそのライフ・スタイルによって、それぞれに強烈でしたたかな自己主張を行なったのである。*本書の原本は、1996年に『風呂で読む 竹林の七賢』として世界思想社より刊行されました。
中国人の宗教意識(中国学芸叢書)

中国人の宗教意識(中国学芸叢書)

著者: 吉川忠夫
カテゴリ: 学術・語学
レーベル: 創文社オンデマンド叢書
パブリッシャー: 講談社
発売日: 2022/02/25
ページ数: 316ページページ
あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。【内容紹介・目次・著者略歴】六朝隋唐期の中世600年に及ぶ時代を対象に、人々の日常に息づく「罪の意識」に光をあて、幅広く多様な中国人の宗教意識を見事に描き出す。儒・仏・道の三教に亙る広範な文献を渉猟しつつ、罪意識と贖いの儀礼を通して、中国社会に通底する宗教の深層構造を初めて本格的に明らかにした問題作。【目次より】序章 『後漢書』楚王英伝からI 静室 懺悔の場一 静室の諸相とその展開二 静室内のしつらえ三 静室における儀礼四 精舎と静室五 請室と静室 俗から聖ヘII 罪の懺悔一 罪目二 道教徒の懺悔 とくに王義之の場合三 仏教徒の懺悔 とくに沈約の場合四 王微の「告霊文」III 償債と謫仙一 輪廻応報の思想二 禅録のなかの償債三 『高僧伝』のなかの償債四 道教における償債五 謫仙六 『高僧伝』神異篇七 全真教の場合IV 宗教に傾斜する心性一 漢代人の遺言・遺書と沐並の「終制」二 遺言・遺書のなかの仏教三 皇侃の『論語義疏』四 出家の動機注あとがき※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。吉川 忠夫1937年生まれ。東洋史学者。京都大学名誉教授。専門は中国中世思想史。京都大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科を単位取得退学。著書に、『劉裕』『王羲之』『侯景の乱始末記 』『六朝精神史研究』『中国古代人の夢と死』『秦の始皇帝』『書と道教の周辺』『古代中国人の不死幻想』『三余録』『中国人の宗教意識』『読書雑志』『顔真卿伝』『侯景の乱始末記 南朝貴族社会の命運』『六朝隋唐文史哲論集I 人・家・学術』『六朝隋唐文史哲論集II 宗教の諸相』『三余続録』など、訳書に、『魏晋清談集』班固撰『漢書五行志』(共訳注)『弘明集 広弘明集』范曄『後漢書(全10巻)』(訓注)慧皎『高僧伝 全四巻』(共訳注)ジョゼフ・ニーダム『中国の科学と文明 第2・3巻 思想史』(訳者代表)などがある。