作者: 大木毅 [解除]
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件数: 4 シリーズ

天才作戦家マンシュタイン 「ドイツ国防軍最高の頭脳」――その限界

天才作戦家マンシュタイン 「ドイツ国防軍最高の頭脳」――その限界

著者: 大木毅
カテゴリ: 学術・語学
レーベル: 角川新書
パブリッシャー: KADOKAWA
発売日: 2025/06/10
ページ数: 不明
あらすじ
ウクライナの戦野に立ち、作戦で第二次世界大戦を変えた知将。・参謀では、フランスを早期降伏に追い込んだ作戦計画を立案。・軍団長では、装甲部隊運用の名手であるグデーリアン将軍をも顔色なからしめるような機動戦を展開。・軍司令官では、クリミア・黒海の大要塞セヴァストポリを陥落せしめた。・軍集団司令官では、圧倒的なソ連軍を相手にみごとな防御戦を進め、ときには主力を殲滅した。戦略・作戦・戦術。戦争の三階層において、上位次元の劣勢を下位からくつがえすことはほぼ不可能だが、マンシュタインはそれを果たした。彼はドイツ国防軍最高の頭脳と称され、連合軍からも恐れられた。だが、その栄光には陰影がつきまとっている。ナチの戦争犯罪を黙認したのではないか、と。ロンメル、グデーリアン同様、日本では独ソ戦「英雄」の研究は遅れていた。天才の全貌を描く、最新学説による一級の評伝!■スターリングラードの廃墟で耐え忍ぶ兵士は「守り抜け、マンシュタインが助け出してくれる」とのスローガンを唱えた■戦争犯罪人とされた訴因の半数以上はクリミアで起きた事件【目次】序章 裁かれた元帥第一章 マンシュタイン像の変遷――テーゼ、アンチテーゼ、ジンテーゼ第二章 サラブレッド第三章 第一次世界大戦から国防軍編入まで第四章 ライヒスヴェーア時代第五章 ヒトラー独裁下の参謀将校第六章 作戦課長から参謀次長へ第七章 立ちこめる戦雲第八章 「白号」作戦の光と影第九章 作戦次元で戦略的不利を相殺する第一〇章 作戦次元の手腕――軍団長時代第一一章 大要塞に挑む第一二章 敗中勝機を識る第一三章 「城塞」成らず第一四章 南方軍集団の落日第一五章 残光終章 天才作戦家の限界あとがき主要参考文献
クルスクの戦い 1943 第二次世界大戦最大の会戦

クルスクの戦い 1943 第二次世界大戦最大の会戦

著者: 複数著者(2名)
カテゴリ: 学術・語学
レーベル: 不明
パブリッシャー: 中央公論新社
発売日: 2020/12/28
ページ数: 不明
あらすじ
1943年のクルスク会戦は、空前絶後の数の戦車を集めた独ソ両軍が正面から激突した戦いである。この戦いに敗北したドイツは、以後、ソ連軍に戦略的主導権を奪われ、ずるずると敗戦に至ったのである。しかしながら、戦後の独ソ両国の政治的思惑から、クルスク戦の歴史イメージは、著しく歪曲された。ティーガー戦車やパンツァー戦車に期待をかけたヒトラーの作戦発動延期により、ドイツは勝機を失っていった、クルスク戦のクライマックスであるプロホロフカ戦車戦で、ソ連のT-34は、正面からタイガー戦車と渡り合い、競り勝った……。ところが、こうしたクルスク戦像は、冷戦終結後の政治情勢と重要文書の機密解除により、根底からくつがえされてしまった。従来、われわれが知らされていたクルスク戦の流れは、虚像でしかなかったことがあきらかにされたのである。著者ローマン・テッペルは、そうした営為の先頭に立つ、新進気鋭の研究者である。
戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男

戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男

著者: 大木毅
カテゴリ: 学術・語学
レーベル: 角川新書
パブリッシャー: KADOKAWA
発売日: 2020/03/07
ページ数: 不明
あらすじ
「電撃戦」はなかった!『「砂漠の狐」ロンメル』に続き、欧州を征服し、第二次世界大戦を席捲した名将の素顔を暴く。伝説となった戦車将軍は、ドイツ装甲部隊をいかにしてつくりあげたのか?『独ソ戦』著者の最新作にして、最新学説による、これまでの俗説を一掃する決定的評伝!第二次世界大戦の緒戦を華々しく飾ったドイツ装甲集団を率いた著名な将軍にして、「電撃戦」の生みの親とされ、連合軍からも「名将」と畏怖された男、グデーリアン。ところが、「電撃戦」というドクトリンは存在しなかったことが今では明らかになっている。ロンメル同様、グデーリアンの研究は日本では遅れていた。いまでは否定されている数十年前に人口に膾炙した伝説が、未だに独り歩きしているのだ。彼は国粋主義者だった。が、純粋な愛国者だったのか、それともナチの賛同者だったのか?ヒトラー暗殺計画にどこまで与していたのか?欧州を征服した男にして、伝説となった戦車将軍の仮面を剥ぐ。――ドイツ装甲部隊はいかにしてつくられたのか、その真相が明らかとなる。【目次】序 章 さらば夏の光よ第一章 仮面を剥がされたグデーリアン第二章 青年将校第三章 多くの戦訓を得た第一次世界大戦第四章 敗戦と義勇軍体験第五章 自動車部隊へ第六章 戦車に注目せよ第七章 装甲部隊の「総稽古」第八章 砲火の洗礼第九章 不完全な勝利第一〇章 「バルバロッサ」作戦第一一章 深淵への転落第一二章 斜陽を受けながら終 章 修正された自画像あとがきグデーリアン年譜主要参考文献写真・図表について
「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨

「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨

著者: 大木毅
カテゴリ: 学術・語学
レーベル: 角川新書
パブリッシャー: KADOKAWA
発売日: 2019/03/09
ページ数: 不明
あらすじ
ヒトラーの忠実なる‘軍人’か、誠実なる‘反逆者’か。第二次世界大戦を動かした男の虚像と実像を暴く。これまでの俗説を打破する決定版!!ドイツ国防軍で最も有名な将軍で、第二次世界大戦の際は連合国からナポレオン以来の名将とまで言われた男、ロンメル。最後はヒトラー暗殺の陰謀に加担したとされ、非業の死を遂げるが、北アフリカ戦線の活躍から名づけられた「砂漠の狐」の名称は広く知られている。ところが、日本ではとうの昔に否定された40年近く前の説が生きている程、ロンメル研究は遅れていた。ロンメルは、ヒトラー暗殺計画に気づいていたのか!? 知っていたとしたら、それを支持していたのか!? 最新学説を盛り込んだ一級の評伝!「日本では【略】、軍事はアカデミズムにおいて扱われない。一方、「本職」の自衛隊や旧軍人のあいだでも、戦前、みっちりとドイツ語教育を受けた世代が退くにつれ、第二次世界大戦の欧州方面の歴史に関する研究が紹介されることもなくなってきたのである。 【略】もちろん、ミリタリー本などでは、多々ロンメルが取り上げられてはいたものの、それらのほとんどは、1980年代の段階にとどまっており、なかには、アーヴィングの『狐の足跡』の歪曲を無批判に踏襲するばかりか、誇張して広めるものさえあったのだ。」(「あとがき」より)